その一環として、CLAMP（大川七瀬さん）、樹林伸さん、太田垣康男さん、乙一さん、冲方丁さん、ヤマザキマリさんの6組とパートナーシップを交わしたと発表した。
今後発表されるNetflixオリジナルアニメの企画・制作において、この6組が関わっていくことになる。
多彩なクリエイターたちがNetflixと協業
パートナーシップを交わした6組は、『カードキャプターさくら』で知られる漫画家集団・CLAMPの大川七瀬さん、『金田一少年の事件簿』原案・原作を手がけた樹林伸さん（名義は「天樹征丸」）、『機動戦士ガンダム サンダーボルト』の漫画を手がけた太田垣康男さん、『GOTH リストカット事件』などを代表作に持つ小説家・乙一さん、『PSYCHO-PASS2』などのシリーズ構成をつとめる小説家・沖方丁さん、『テルマエ・ロマエ』の漫画家・ヤマザキマリさんと、いずれもその名を知られる作家陣。6人のトップクリエイター
— Netflix Japan Anime (@NetflixJP_Anime) February 25, 2020
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#ネトフリアニメ
日本をアニメにおけるクリエイティブの拠点として、新たな #ネトフリ オリジナルアニメの企画・制作をスタート！
▶️#CLAMP、#樹林伸 氏、#太田垣康男 氏、#乙一 氏、#冲方丁 氏、#ヤマザキマリ 氏✨
各クリエイターからのコメントは以下に🔽 https://t.co/oIweSQXZek pic.twitter.com/9GmVFWw7T6
各々パートナーシップの発表に際してコメントを寄せている。
制作されるアニメは、Netflixが世界190カ国に配信する予定。6組のコメント
「新しい試みにお声掛け頂けて本当に光栄です。Netflixで作る作品が世界190ヵ国の方々に楽しんで頂ける日を、私達も楽しみにしております」（CLAMP／大川七瀬さん）
「多くの世界と直接つながれるNetflixの作品に携われるのは、クリエイターとしてとてもエキサイティングです。」（樹林伸さん）
「クリエイターとして世界に挑戦する機会を得た事を嬉しく思っています。日本の漫画界から世界190ヵ国一斉配信という大舞台へ！自分の腕を信じ、更なる高みを目指して頑張ります！」（太田垣康男さん）
「Netflixの作品に関わることは自分にとっての挑戦です。世界190ヵ国への一斉配信とは、映像作品の世界大会に他ならない。世界中の猛者たちがNetflixに集まっている。そう思うと身震いがします」（乙一さん）
「Netflixという大舞台に参加できることを嬉しく思います！世界中の人々に楽しんでもらえることを目標に、宇宙もののSFといったビッグスケールの作品に挑戦したいと思います！」（冲方丁さん）
「世界での反応が今から楽しみでなりません。それを知ることが、さらにまた自分の作品を創る意欲につながっていくと思います。どんな文化圏の人が見ても楽しめる作品を届けていきたいです」（ヤマザキマリさん）
作品の詳細は今後Netflixから発表される。
Netflix、日本発のコンテンツに期待
数多くのオリジナル作品を展開するアメリカの動画ストリーミングサービス「Netflix」。実写ドラマやドキュメンタリーにも定評がある一方、オリジナルアニメの制作にも力を注いできた。
これまでも、永井豪さんの漫画を原作にした『DEVILMAN crybaby』といった日本発のオリジナルアニメとして国内外で評価される作品を生み出してきた実績がある。
2018年にKAI-YOUの取材に対してNetflixは「日本ユーザーのアニメ視聴率は並外れている」こと、そして「他のジャンルきっかけで登録したユーザーと比べて、アニメファンはNetflixに費やす時間が圧倒的に多いという視聴傾向がある」ことを明かした。 日本を代表する特撮ヒーローを3DCGアニメ化し評価が分かれる『ULTRAMAN』も海外での反響は大きいとし、実際、すでに2作目の制作も発表されている。
6名それぞれが大きなニュースとして扱われるレベルの日本を代表するクリエイター陣とのパートナーシップ締結からも、Netflixは今後も日本発のソフトパワーに大きな期待をかけていると言える。
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