韓国映画『パラサイト』が偉業 ゴールデングローブ賞「外国語映画賞」受賞

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『パラサイト 半地下の家族』場面写真

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POPなポイントを3行で

  • 『パラサイト 半地下の家族』に世界が注目
  • ゴールデングローブ賞「外国語映画賞」を受賞
  • 2月開催の「第92回アカデミー賞」へ大きな弾み
ポン・ジュノ監督最新作『パラサイト 半地下の家族』が、「第77回ゴールデングローブ賞」で韓国映画として史上初の「外国語映画賞」を受賞した。

ポン・ジュノ監督は受賞スピーチで、「信じられない。最高だ」と英語で語った後、「1インチの字幕という壁を越えることができれば、より多くの素晴らしい映画と出会うことができます」とコメント。

場内には、主演のソン・ガンホさんをはじめ、チョ・ヨジョンさん、イ・ジョンウンさんらキャストも出席しており、快挙を共に祝福した。

韓国動員1000万人突破『パラサイト 半地下の家族』

『パラサイト 半地下の家族』は、半地下住宅で暮らす貧しい4人家族とIT企業を経営する裕福な社長一家という相反する2つの家族の出会いから始まるミステリー/ブラックコメディ映画。

2019年5月に開催された「第72回カンヌ国際映画祭」では最高賞であるパルムドールを受賞。

ほかにも各映画賞で作品賞を続々受賞し、すでに韓国で動員1000万人を突破。全米でもすでに2019年の外国映画興行収入第1位を達成した。

アカデミー賞への大きな弾みとなった受賞

『パラサイト 半地下の家族』90秒予告
「第77回ゴールデングローブ賞」では、「監督賞」「脚本賞」「外国語映画賞」の3部門にノミネートされており、貧富格差、学歴社会、雇用問題など、世界が直面している社会問題への痛烈な批判を内包したエンターテインメントが評価に繋がったものと考えられる。

今回の受賞で2月から開催される世界最大の映画の祭典「第92回アカデミー賞」へ大きな弾みをつけた。

日本では、いよいよ1月10日(金)に公開される(TOHOシネマズ日比谷・梅田で先行上映が開催中)。



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