連載 | #12 ガール・ミーツ・ストリート

【写真】岬ななみ 家系ラーメンとダイエットとの葛藤

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【写真】岬ななみ 家系ラーメンとダイエットとの葛藤
【写真】岬ななみ 家系ラーメンとダイエットとの葛藤

岬ななみ

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POPなポイントを3行で

  • マツコ・デラックスさんが大好き!
  • 家系ラーメンとカツ丼で太りすぎてしまい…
  • この1年くらいでかなり嗜好は変わりました
新しいカルチャーはいつも、ストリートから生まれる」。

本連載は、ストリートから浮かび上がるポップ・カルチャーにスポットを当て、いつもとは別の顔をした、さまざまな女性たちの新しい一面を発見していきます。

連載第12回は、マツコ・デラックスさんにハマっているというこの女性です! 夕方から夜にかけての高円寺、さまざまな場所を歩いてまわったのは岬ななみ(みさきななみ)さん。 おっとりした様子から大人びた印象を与える岬さんは、デビュー2年目ながら人気女優としての地位を確立。とすると、かなりストイックな生活をされているのかと思いきや、飛び出してきたのは「食べすぎるのですぐ太ってしまうんですよ(笑)」という言葉でした。

特に家系ラーメンが好きな時期があり、体重を落とすのが大変だったんだとか。そんな岬さんの私生活に迫ります!

取材・文:岡本尚之 写真:永峰拓也 衣装提供:BLACK BRAIN Clothing 撮影協力:gion(ギオン)



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マツコ・デラックスさんにハマってるんです

久しぶりに『名探偵コナン』を見ました

──趣味がマツコ・デラックスさんとうかがいました。マツコさんのどのようなところが魅力なんですか?

岬ななみ(以下、岬) 録画予約のワードを「マツコ・デラックス」さんにして、マツコさんの出ている番組をずっと見ているくらいマツコさんが好きなんです。毒舌なことを言っているようですが、嫌味がないところが良いんですよ。

──いつ頃から好きになったんですか?

岬 一年前くらいですね。ある日、テレビをつけると「月曜から夜ふかし」をやっていて、それまで見たことがなかったんですけど、すごく好き! と思ったんですね。発言に愛があるというか…。

マツコさんは相手を不快にさせたり、傷つけたりしていないんですよ。その絶妙なラインでのやりとりができる人は、今なかなかいないんじゃないかなって。

お休みの日はマツコさんが出演している撮りためたTV番組をずっと見ています。 ──ほかにはどんな番組を見られているんですか?

岬 Huluは結構見ています。『名探偵コナン』が好きで、2年分見られるんですけど、それをずっと見ている感じです。

テレビで再放送を見たのが初めてだったんですけど、まだ子どもだったので1話目の衝撃が強すぎて(笑)。

コナンって1話目から怖いじゃないですか…。20歳過ぎた頃からやっと見られるようになりました。

逆に、小さい頃からずっと見ていた『ONE PIECE』はほとんど見なくなりましたね。どんどん物語が大きくなっていくので、ついていくのが大変で…(笑)。『美少女戦士セーラームーン』とか『犬夜叉』とかも好きで、人並みにはアニメを見ていたと思います。

食べるのが大好きで太ってしまって…

──スポーツはされるんですか?

岬 半年前に少し太ってしまったので、痩せるために運動を始めて、それからずっと運動を続けていますね。食べすぎるので太ってしまうんですよ(笑)。

家系ラーメンとカツ丼が大好きで。同じ店にずっと通っていたら、気がつくと太ってしまっていたという(笑)。だから、ジムに通ってヨガに行ったり、暗闇で自転車をこいでいたり…。

──それは夜道を走っていたということですか?

岬 いや、ジムに暗闇でエアロバイクができるところがあるんです。ドアを開けると、バイクがたくさん並んでいる部屋があって。

最初は電気がついているんですけど、先生と一緒に、バイクをこぎながら腕立て伏せなんかもします。途中からEDMのような音楽が流れて、部屋も暗くなり、だんだんクラブのようになっていくんです(笑)。 ──すごい(笑)。インストラクターの先生はどう教えてくれるんですか。

岬 日本人の方なのに、英語を使うんですよ。「エクセレント!」や「カモン!」みたいな感じでこっちのテンションを上げようとしてくれてると思うんですけど、私、英語が聞き取れなくて(笑)。

だから動作が遅れちゃうんですよ。かなりハードなので、腹筋をしたり、立ちこぎもあったりするのですごい運動になりますよ。

私が走るのが嫌いなので意外にバイクがあっているなと。今は維持しようと思って頑張っています。 ──今はどう食欲を抑えているんですか?

岬 食べなくなってしまったら、家系ラーメンの味が濃すぎるように思えてきて、美味しくなくなっちゃったんですよ。悲しいですけど(笑)。

昔から健康的なものを食べるように言われて育ってきたので、最近はそれを意識しています。味覚が変わりましたね。

ヨガをずっとやっていることで、食欲の衝動が抑えられているというのもあるかもしれません。今年になってやっとストイックになれました(笑)。

もともとギャル系の服が好き。だけど今は趣味が変わってきました

──今回はファッションの企画ですが、普段はどんな服を着られていますか?

岬 私服はTシャツとか、ロンTが多いですよ。香港のディズニーランドで買ったTシャツがお気に入りなのと、春先や秋冬はSNIDEL(スナイデル)の洋服をよく着ています。

でもSNIDELにハマったのは今年からなんですよ(笑)。友達から絶対に似合うよって勧められていたんですけど、それまでギャルっぽい服を着ていたので、なにか違うなって思ってあまり魅力を感じていませんでした。

でも最近になってそう言えば、似合うって言われていたなあと思って着てみたらすごく良かったんです。

デザインもシンプルなものが好きになったので、そう考えるとこの1年くらいでかなり嗜好は変わっていますね。

あとはやっぱり、痩せたのが大きいと思います。痩せたら服を着るのが楽しくなってしまって(笑) ──ここ一年でいろいろ変わったのは面白いですね。

岬 そうですね! 昔はそこまで興味が薄かった、アイシャドウやリップなどの化粧品もよく買い漁っているんです。「痩せたら変わる!」というのをまさに体現している(笑)

Twitterでコスメ専用アカウントをつくってすごく情報収集しています。それ以前は何かにハマるということがなかなかなくて、やっとなにかに熱中できたという感じですね。

──だんだん趣味ができているのはいいことですよね。

岬 洋楽も好きになってきたし、趣味の幅はどんどん広がっていると思います。最近はブラックミュージックって言われるようなDRAKEさん(ドレイク)をよく聴くし、そういう重低音ある音楽が好きですね。

友達から影響を受けて増えていくので、これからもどんどんおすすめを聞いてみたいと思います(笑)。 岬ななみさん出演作品をチェックする(FANZA)岬ななみさんの写真をもっと見る

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ガール・ミーツ・ストリート

どこかの誰かが、飲み屋でこぼした言葉に「新しいカルチャーはいつも、ストリートから生まれる」というものがあった。そうだ、新しいカルチャーはいつだって、ストリートから生まれてきた。 若者たちがカウンター・カルチャーの狼煙をあげたのだって、どこかの街の一角だった。誰も立ち入らないガレージだった。コンビニの駐車場にあるパーキングブロックに座って話しながらでも、何らかの文化は生まれてきた。ストリートは何も路上でなくてもいい。 街のクラブや小汚いライブハウス、人の気配のしない居酒屋。きらびやかなタワーのラウンジからだって、カルチャーは生まれてきた。誰もがその場所を、「ストリート」だと認識する限り。 本連載は、ストリートから浮かび上がるポップ・カルチャーにスポットを当て、いつもとは別の顔をした、さまざまな女性たちの新しい一面を発見していく。

関連キーフレーズ

岬ななみ

セクシー女優

1996年6月9日生まれ。アイデアポケット専属女優。
公式Twitter:https://twitter.com/m_nanami_m
公式Instagram:https://www.instagram.com/misaki_nanami7/

永峰拓也

写真家

1985年生まれ。
雑誌、広告等でポートレートを中心に撮影。
HP:https://www.takuyanagamine.com/

BLACK

ファッションブランド

ディレクター・iLLNESSが手がけるストリートブランド。2015年頃より不定期にインターネット上で販売を開始し、ストリート/ネットカルチャーに敏感なユース世代を中心に絶大な人気を集めている。YouTuberのマホトさん、ラッパーのJinmenusagiさんやJUNKMANさんらが好んで着用。ラフォーレ原宿や#FR2にてポップアップストアも開催。
公式HP:http://www.blackbrain.tokyo/
Instagram:https://www.instagram.com/blackxbrain/

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