世界最大の短編映画祭「TROPFEST」──秀逸な作品を紹介してみた!

世界最大の短編映画祭「TROPFEST」──秀逸な作品を紹介してみた!
世界最大の短編映画祭「TROPFEST」──秀逸な作品を紹介してみた!

画像は公式サイトのキャプチャ

6月22日(土)、世界最大規模で行われるショート・フィルム・フェスティバル「TROPFEST」が、ついにニューヨークで開催されます。

「TROPFEST」は毎年シドニーで開催されている短編映画祭のことで、国内主要都市にある特設野外会場での同時生中継だけでなく、国外には地上波SBS中継などを通して放送され、約15万人もの聴衆を集めるほどの大きな映画祭です。今やシドニーだけでなく、ニューヨーク、アブダビ、東南アジア、ニュージーランドなどでも開催されており、今後は中国や東南アジアでの開催も予定されていて、その規模は、どんどん拡大しています。日本でも、2013年5月に、同フェスティバル参加作品の上映イベント「TROPFEST IN JAPAN」がオーストラリア大使館で開催されました。

その「TROPFEST」ですが、明日6月22日、ニューヨークのブロックリンにあるプロスペクト・パークで開催されます。それに伴い、公式サイトのイベントページでは、過去の作品の中から、ファイナリストや優勝作品、注目の作品などを取り上げています。

今回は、その注目の作品や、その他、話題になった作品など、特に英語が分からなくても楽しめる、セリフのない作品を紹介します。

Tropfest Australia 2012 Finalist 『BOO!』
この作品は昨年のファイナリストに残った作品で、約5分間ですが老夫婦が織りなす切ない物語となっています。

次に今年の、2013年2月に開催された「TROPFEST AUSTRALIA」で、ファイナリストに残った『CARGO』という作品を紹介します。この作品は、現時点でYouTubeで300万再生回数を記録しており、日本でも大きな注目を集めています。

Tropfest Australia 2013 Finalist『CARGO』
ただのホラーゾンビ映画と思いきや、全くそんなことはなく、たった7分間で見事に泣かせてきます。特にラストの、両手首を縛っている理由を想像するとたまりません。

最後に、2008年のファイナリスト作品に選ばれた、日本人が作った作品を紹介します。

Tropfest Australia 2008 Finalist 『SCAB』
Koichi Iguchiさんという方が監督を務めた作品で、家庭教師のかさぶたを、その教え子が剥がすために奮闘する物語で、非常に面白い作品となっています。

「TROPFEST」では他にも過去のファイナリストや優勝作品を多数公開していて、公式サイトやYouTubeのチャンネルで視聴することができます。公式サイトでは明日開催されるファイナリスト作品の動画はまだ公開されていませんが、開催後にアップされるのが楽しみです。今回はどんな作品がでてくるのでしょうか。

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