アジアに飛び出すガールズVTuber「KMNZ」の躍進 クリスマスラジオも放送へ

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アジアに飛び出すガールズVTuber「KMNZ」の躍進 クリスマスラジオも放送へ

画像はキャラクターデザインを手がけた「しゅがお」さんのTwitterより

POPなポイントを3行で

  • KMNZのプロダクションFictyがクリスマスラジオを放送
  • 豪華メンバーで楽しい1時間になる企画を準備中
  • 改めてKMNZの活動を振り返ろう
バーチャルIPプロダクションのFictyは12月23日(日)18時から、クリスマスにちなんだライブラジオを配信する。 FictyのYoutubeチャンネルで放送されるこのラジオ。Fictyプロデュースの人気バーチャルYouTuber・KMNZの2人や、21日開催の音楽イベント『VIRTUAFREAK』(関連記事)にも出演したワニのヤカさん、新人ながら深い広がりを感じる歌唱力で注目を集めるEMMAさんなど、盛りだくさんのメンツが登場する予定だ。

盛りだくさんのメンツ一人ひとりにスポットライトを当てたいところだが、今回は改めてKMNZについて彼女たちの活動を振り返ってみたい
でもEMMAの歌声はどうしても紹介したい……

KMNZってどんなユニット?

KMNZは、LITAさんとLIZさん、そしてKMNZCREWからなるユニット。LITAさんとLIZさんの2人は、FictyとWFLE株式会社の共同プロデュースによるバーチャルYouTuberだ。

LITAさんが5月、LIZさんが6月にデビューして以来、これまでYouTubeや配信アプリ「Realty」(外部リンク)上での定期的な生配信や、有名曲のカバーなど、精力的に活動を行ってきた。
小沢健二 featuring スチャダラパー - 今夜はブギー・バック(Cover) / KMNZ
ストリート風の意匠をあしらったオーバーサイジングな着こなしとケモミミの生えた可愛らしいルックス。そして、そこから想像もつかない魅力あふれる歌声を聴かせてくれる。

自己紹介動画の前から投稿されていたティザームービーでもラップを披露しながら、彼女たちのファッションに焦点を当てるなどストリートを意識したこだわりが感じられた。
ファッションも音楽もストリートなこだわり
基本的にはLITAがポップス、LIZがボカロやアニソンの曲という形で幅広い楽曲をカバーしている。シティポップなどのストリート文化とボカロやアニソンを育んだインターネット文化、その境界を飛び越えてどちらも聴かせてくれるのが彼女たちの魅力だ。
筆者お勧めはLITAによるくるりのカバー

7月には地上波TVにも登場

7月からは地上波TVで彼女たちがMCを務める『VIRTUAL BUZZ TALK!』が放送を開始。毎週、バーチャルYouTuberをゲストに招いてトークを繰り広げるVTuberのVTuberによるVTuberのためのトークバラエティ番組である。

初回のゲストに委員長こと月ノ美兎をゲストに迎え、彼女の楽曲に合わせてヲタ芸を披露していたのが懐かしい。

Snail’s Houseの楽曲提供によるオリジナルソング

この番組『VIRTUAL BUZZ TALK!』のテーマソングにもなっているのが、彼女たちのオリジナルソング『VR(Virtual Reality)』、Kawaii Future Bassを先駆するUjico*ことSnail's Houseさんの楽曲提供によるものだ。

リリース後、iTunesのヒップホップ/ラップカテゴリーで1位を記録すると、バーチャルYouTuberの界隈でもRemixが幾つも制作されるなど、大きな反響を集めた。
中には我らが虹乃まほろとMZMコーサカによるものも

活動は日本だけでなく国外にも

KMNZの活動はバーチャルだけ、日本だけに留まらない

11月24日、25日には『KMNHZ MEETUP』と称してKMNZのファン(KMNHZ)と交流するオフラインイベントを実施。これは公式グッズショップ、KMNSUPPLYで彼女たちとお揃いのフーディーやTシャツのパックを購入したファンが参加できる限定イベントだった。

さらには、11月30日から12月2日にかけて開催されたアジア最大級のアニメフェス『C3 AFA Singapore 2018』(外部リンク)にスペシャルゲストとして招かれるなど、彼女たちには早くも国外からも熱い視線が注がれている

KMNZプロデューサーのninoさんのツイッターより『C3 AFA Singapore 2018』の様子

来年以降もKMNZから目を離すな

2018年ももうすぐ終わり。新しい1年はすぐそこまで来ている。

ラジオを聴いてリアルとバーチャル、ストリートとインターネット、そして日本と世界の境界を物ともしないKMNZの活動を振り返りながら、来年からさらに広がるであろう彼女たちの活躍の舞台に思いを馳せてみよう。

VTuberシーン、追えてる?

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