同書は2011年に発売され、ライムスターの宇多丸さんやアーティスト・山下達郎さんらによる推薦でロングセラーを続けるヒップホップの入門書、その第2弾だ。
激動のヒップホップシーンを振り返る
ライター/コラムニストの長谷川町蔵さんと、アメリカ音楽研究でも知られる慶応大学准教授・大和田俊之さんが対談形式でヒップホップを解説し『文化系のためのヒップホップ入門』。第1弾では、70年代終わりの誕生から順を追って、マッチョイズムなイメージが支配するヒップホップの楽しみ方を伝えた。
そしてファレル・ウィリアムズさんの「Happy」が大ヒットした、2012年から2014年までのヒップホップシーンにフォーカス。
またゲストにジャズガイドブック『Jazz The New Chapter』の編著者・柳樂光隆さんを迎えた鼎談も収録。
さらに、2015年から17年までのシーンまでを取り上げる『3』も準備中とのこと。勢いを増すヒップホップシーン、その沿革を確かめることができる。
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