アンディ・ウォーホルの日本初公開作品も登場!「アメリカン・ポップ・アート展」

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アンディ・ウォーホルの日本初公開作品も登場!「アメリカン・ポップ・アート展」
アンディ・ウォーホルの日本初公開作品も登場!「アメリカン・ポップ・アート展」

Roy LICHTENSTEIN「Girl in Mirror」

アンディ・ウォーホルさん、ロイ・リキテンスタインさん、ジャスパー・ジョーンズさんなど、アメリカン・ポップ・アートの巨匠たちの作品約200点を集めた「アメリカン・ポップ・アート展」が、2013年8月7日(水)から10月21日(月)の期間、六本木の国立新美術館で開催される。

ポップ・アートとは、1960年代に盛んになった「大量生産・大量消費」の大衆文化をテーマに表現したものを指す。第二次世界大戦後のアメリカはまさに大量消費社会であり、ハンバーガーやコカ・コーラといった商品や広告のイメージが氾濫していた時代。そんな中、アメリカのポップ・アーティストたちは商品のイメージや、新聞・広告・マンガなどのメディアの手法を取り入れ、社会を作品に表そうとしたのだった。

本展示は、日本美術および現代美術の両分野において世界有数のコレクターとして知られる、ジョン・アンド・キミコ・パワーズ夫妻が所有する世界最大級のポップアートの個人コレクションを、日本で初公開するものだ。パワーズ夫妻は、ポップ・アートが評価を確立する以前からその真価を見抜き、作家をパトロンとして支援してきた人物。そんな夫妻と作家たちの交友が物語られる展示になるようだ。

1番の見どころは、アンディ・ウォーホルさんの最高傑作『200個のキャンベル・スープ缶』。本展示が日本初公開となる。これにちなんで、キャンベルスープ缶2個付きの前売りチケットが3000枚限定で販売中だ。また、アンディ・ウォーホルさんと言えば『マリリン・モンロー』などの著名人のポートレイト作品がよく知られているが、対象を友人や社交界の名士へ広げるターニングポイントとなった、キミコ夫人を描いた『キミコ・パワーズ』も出展される。

その他、出展作家や作品の解説を公式サイト上で見ることができる。当時のアメリカのポップに触れることは、ひるがえって今の日本のポップを知る足がかりになるかもしれない。ポップを探求する者は、一度足を運んでおいて損はない!


アメリカン・ポップ・アート展|TBSテレビ
http://www.tbs.co.jp/american-pop-art2013/

国立新美術館 企画展 「アメリカンポップアート展」
http://www.nact.jp/exhibition_special/2013/american_pop_art/index.html

【イベント情報】
アメリカン・ポップ・アート展
会期:2013年8月7日(水)~10月21日(月)(毎週火曜日休館)
会場:国立新美術館 企画展示室2E (東京都港区六本木7-22-2)
開館時間:10:00~18:00(金曜日は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)
料金:一般1500円、大学生1200円、高校生800円
※チケット詳細 http://www.tbs.co.jp/american-pop-art2013/ticket/

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