連載 | #16 ポップなまとめ記事をつくってみた

2017年ブレイクする良質なバンド28組! 音楽業界人たちが本気で推薦

Ivy to Fraudulent Game

群馬発のバンド。ポップで聴きやすいメロディと美しい音色、さまざまなジャンルを融合させた音楽性などからバンドファンの間で着実に人気を広げている。昨年4月には、1stミニアルバム『行間にて』をリリース。

ブレイクする理由:ポストロックを通過した音楽性に、圧倒的なライブ力。それらが他に類を見ない圧倒的な世界観(安っぽく聞こえますがマヂですごい)をつくっていて大好きです。

詞曲も担当するドラムの福島君の楽曲と音づくりがとにかく良くて、それをライブで何倍にも表現してくるボーカル寺口くん(MCも天下一品)、4人の演奏力や間の入り方もすごい。「閃光ライオット」(10代限定の音楽イベントで出場は審査で決められる)出場経験もあり、3年ほど前に知った時からずっとヤバいんですが、今年は勢力的に打って出ていく感じがします。絶対売れてほしいし、売れると思います。

おすすめの作品:楽曲「she see sea」

SIX LOUNGE

大分発日本語ロックバンド。Gt.Voヤマグチユウモリ Dr.ナガマツシンタロウ を中心に2012年結成。2枚の自主制作デモを発売。2014年9月28日 7曲入1st demo「SIX LOUNGE」をライヴ会場、ネット限定で発売。大分ロックンロールハイスクールvol.6 vol.7共にグランプリ獲得。歴代初二連覇。オーディエンス賞獲得。 公式Webサイトより一部抜粋

ブレイクする理由:大分の怪物です。今19、20歳くらいですが、ステージでの圧倒的なパフォーマンス、ロックンロールが好きじゃない人でも圧倒されます。若いのに、とか言いたくないんですが、ほんとにそう思わせるくらい存在感抜群。ボーカルの山口優盛くんの歌声はぜひ、生で。あんな男らしさ、最近は全然居ないよね。だからきっとキュンキュンしますよ。

おすすめの作品:楽曲「プラマイゼロ」

スパバンド

リーダーであるキーボディスト=佐藤スパゲティ俊介率いる7人組のソウルファンク・バンド2015年12月東京にて結成。バンドとしてのキャリアは間もないが、リードボーカルのババチャン他メンバー各自はソロとして相当なキャリアを持つ、実は結構な実力派スーパーバンドである。高度な技術に裏打ちされた演奏をバックに、日常生活のミニマルな悲哀をコミカルな歌詞に乗せソウルフルに歌いあげる。 公式Webサイトより一部抜粋

ブレイクする理由:マツコ・デラックス番組出演でご存知の方も多いと思うが、キャラが濃い、でも演奏がカッコいい、さらにブログなどで見えるご本人たちがとても可愛いの三拍子。メディアに出ておもしろい、パフォーマンスもステキと、とても応援したいバンドです。

おすすめの作品:楽曲「割り勘」/通常のMVもあるが、ライブver.の映像(外部リンク)がカッコいいし、行きたくなる現場の楽しさがすごい伝わってきて、実際のライブにめちゃめちゃ行きたくなる!

At the drive in

アメリカで1993年から活動するバンド。幾度の活動休止を経て、昨年、4年ぶりに活動を再開した。新曲「Governed by Contagions」のMVを公開し、ニューアルバムのリリース、ワールドツアーの開催も予定されている。

ブレイクする理由:新人ではまったくないけど、去年久々に再結成して完全復活。16年ぶりとなる新曲をリリースし、ツアーも精力的に行なうなど、青春時代の純粋に音楽にワクワクしていた頃のテンションを思い出させてくれる。

海外勢でいえばヒップホップに押されて、最近元気の無いポストハードロック/エモ勢の盛り上がりをもう一度感じたい世代としては、「このアーティストが売れてほしい」だけでなく、「このジャンルがもう一度盛り返してほしい」という感じです。

おすすめの作品:楽曲「Governed by Contagions」/16年ぶりの新曲。この世代に青春を送っていた世代としては本当に心躍る楽曲。「あーこれこれ!」みたいなメロディと一緒に、MTVや海外の音楽専門チャンネルが元気だった頃に見ていたコンテンツ(MV以外にもJackass、Pimp my ride、Punk’dなどなどキッズに大人気だった…)の思い出も蘇ってきて、何よりライブに行きたくなります。

フレデリック

三原健司(Vo./Gt.)・三原康司(Ba./Cho.)の双子の兄弟と、健司の同級生・赤頭隆児(Gt.)からなる神戸出身の3ピースバンド。
独特なユーモア性、そして幅広い音楽的背景から生みだされる"忘れさせてくれない楽曲群"が話題となり結成当初から関西最大級の音楽チャリティーフェスCOMIN'KOBEに出演するなど注目を集める中、「MUSICA」「A-Sketch」「SPACE SHOWER TV」「HIP LAND MUSIC」4社合同オーディション"MASH A&R"の初年度特別賞を受賞。 公式Webサイトより一部抜粋

ブレイクする理由:メロディラインと心に残る歌詞。

おすすめの作品:楽曲「オンリーワンダー」

the perfect me

福岡にて活動するバンド。現21歳若きソングライターTakumi NishimuraとギタリストTakuhiro Yoshikawaを中心に結成。バンドは、シンセ・サウンドによるダンス・ミュージック、ギターが絡み合うポスト・パンク、インディー・ロックと幅広くサウンドを展開している。 SoundCloudより一部抜粋

ブレイクする理由:一度諦めた夢を再度追い始める人が増えそうなので。

おすすめの作品:楽曲「the perfect me」

She, in the haze

「エレクトロニックなバンドサウンドと儚さを帯びた透明感あるヴォーカルで紡がれる、幻想的で甘美、メランコリックな世界観。漂う音に浸る幻想的な空間を作り出す」をコンセプトに活動。 公式Webサイトより一部抜粋

ブレイクする理由:いまのトレンド「シティポップ」の真逆を行く、北欧系(という表現で合っているのかな…?)。個人的にはこういうバンドがもっと増えてほしいなーと思っています。まだライブは見れていないので、今年はどこかで見れたらいいなと思っています。

おすすめの作品:1つに絞れない。

yahyel(ヤイエル)

2015年3月に池貝峻、篠田ミル、杉本亘の3名によって結成された日本のバンド。ベース・ミュージックを軸にしたトラック、ブルース経由のスモーキーなヴォーカル、ディストピア的情景や皮肉なまでの誠実さが表出する詞世界が特色。2015年5月に自主制作の4曲入りEP『Y』をネット上に公開し、同年8月より本格的なライブ活動を開始。2016年には欧州ツアーを敢行し、7月にはデジタル・シングル「Once」で注目を浴びる。フジロック〈Rookie A Go Go〉の出演も話題に。9月に初CD作品となるEP『Once / The Flare』を、11月に1stアルバム『Flesh and Blood』をリリース。 TOWER RECORDS ONLINEより

ブレイクする理由:若手の登竜門「FUJI ROCK FESTIVAL」のROOKIE A GO-GOにも出演しており、メンバーにVJも。映像と音楽性含め、海を渡れる実力を持ち合わせていると思います。

おすすめの作品:楽曲「Once」/MVがインディーズとは思えないクオリティです。曲の雰囲気も合っていて、一度見て惹き込まれました。今後色んなところから引きが出て来るクオリティだと思います。

YOUR ROMANCE

2014年初夏に結成したYOUR ROMANCEにとって、門前仲町は始まりの街だ。 公式Webサイトより一部抜粋

ブレイクする理由:初めてライブで聴いたときから何だか懐かしいような、安心感のある印象。ツインボーカルの存在感もあり、ひと目見るとなかなか忘れられないバンド。「Kid’s」のPVがめちゃめちゃ好きです。

おすすめの作品:楽曲「Kid’s」/ライブでは思わず踊らずにはいられない曲。小林光大くん撮影のMVは無邪気な多幸感に溢れていて、なるほど、Kid’sだ…と思わせられました。

Suchmos

2013年1月結成。ROCK、JAZZ、HIP HOPなどブラックミュージックにインスパイアされたSuchmos。メンバー全員神奈川育ち。Vo.YONCEは湘南・茅ヶ崎生まれ、レペゼン茅ヶ崎。都内ライブハウス、神奈川・湘南のイベントを中心に活動。 公式Webサイトより一部抜粋

ブレイクする理由:誰もが感じるオシャレ感。

おすすめの作品:楽曲「STAY TUNE」

便利なプレイリストまとめ

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日夜生み出される現象や事象を“ポップなまとめ記事”として紹介する人気連載。 いま注目を集めるジャンル、気になったときにチェックしたいトレンド──。 KAI-YOUでは「POP」を軸に、さまざまな対象をまとめて紹介していきます。

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