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野球漫画『Dreams』最終回は潜水艦が大活躍! ツイッターで光るネタバレ回避芸
1996年から『週刊少年マガジン』でスタートし、月刊誌『マガジンSPECIAL』へと移籍し、およそ20年にわたって連載を続けてきた野球漫画「Dreams」が、本日1月20日発売の『マガジンSPECIAL』2017年2号で最終回を迎えました。

七三太朗さん原作、川三番地さんが作画をつとめる高校野球を題材にした「Dreams」は、『マガジンSPECIAL』2016年10号において、同誌の休刊決定を受けて破れかぶれになったかのような超展開が「ヤバすぎる!」とネット上で話題に。

マガジンSPECIAL 2016年No.10 240ぺージより

『マガジンSPECIAL』2016年No.10「Dreams」240ぺージより

その回をざっくりと振り返ると、敵チームの姑息なやり方に主人公の投手・久里武志がブチ切れ、「デッドボールもよーーールールのうちだろうがよーーー」と7者連続死球の山を築き上げ、見事に退場。

あげく、高野連(高等学校野球連盟)から「存在しないこと」にされたり、最後にはなぜかライバルキャラクターの生田庸兵が子どもを救おうとして交通事故に遭うなど、通常の野球漫画なら数巻分はくだらない内容の詰め込みっぷりに、読者は騒然となりました。

その超展開っぷりを経ての最終回、みなさんの反応にも期待が高まります。KAI-YOU編集部も早速Kindleで買って読みました。そこで、あらためてTwitterを眺めてみると、むしろそこで交わされる「ネタバレにギリギリならない表現」がユニークで、ステキだったのです。

※以下、「Dreams」についての多少のネタバレは含みます

Twitterでグッときた「Dreams」最終回の感想ツイート

何を言ってるのかわからねーと思って読んだら、本当だった。

高校野球漫画ですもんね。

終われた、という表現が的確すぎる。

この展開を「ライブ感」って表現するの、すてきです!

片や、このトキメキを感じる表現。たしかにコマがキラキラしてた気がする。

長く付き合ってきた読者の言葉に、むしろ最初から読み直したくなった気持ちです。

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「Dreams」最終回より(『マガジンSPECIAL』2017年2号)

Twitterには「どうなったのか気になる」というコメントもよく見られましたが、一読すればこのツイートの数々が「たしかに」と腑に落ちること間違いなしでしょう。

KAI-YOU編集部としては、「むしろよくここへ着地させた」「タイトルの『Dreams』はこういうことだったのか……?」など、前回話題となった超展開に比べれば落ち着いた反応。むしろ、続編すらありえるオチに、ちょっとした期待感も。

最終回を含む「Dreams」完結71巻は、2月17日に発売予定です。はたして加筆修正でさらなる超展開があったりするのでしょうか。兎にも角にも、七三太朗さん、川三番地さん、長寿連載お疲れ様でした!

ちなみに、掲載誌の『マガジンSPECIAL』も33年間の刊行を経て、今号で休刊に。同号では連載14年の小林俊彦さん「ぱすてる」、連載7年の佐木飛朗斗さん&東直輝さん「爆音伝説カブラギ」も、ひとまずの幕引きを迎えています。

余談ですが、今回の「ネタバレ回避ツイート」から、かつてAVメーカー・HMJMが制作した『劇場版テレクラキャノンボール2013』の公開時、監督のカンパニー松尾さんから「ネタバレ禁止のお願い」がなされたことを視聴者が固く守り、その「絶妙なツイート」が視聴者数アップにつながった、という話を思い出しました。

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著者 : 京極夏彦, 志水アキ, 堂本裕貴, 佐木飛朗斗, 東直輝, 寺嶋裕二, 大久保篤, PEACH-PIT, マントヒヒ・ビンタ, Jordan森杉, 吉田恵里香, 小林俊彦, 七三太朗, 川三番地, 大柴健, 柳内大樹, 鈴木央, 小野大空, 伊藤イット, 一文字蛍, 『マクロスΔ』より, 渡辺一平, 名島啓二, 飯島浩介, 葛城, 手前野陽大, 岡田有希
発売 : 2017年1月20日
販売元 : 講談社

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