下北沢の高架下に新たな楽園 アジア屋台風の食堂が3年限定オープン

下北沢の高架下に新たな楽園 アジア屋台風の食堂が3年限定オープン
下北沢の高架下に新たな楽園 アジア屋台風の食堂が3年限定オープン

飲食店舗「long vá quán(ロンヴァクァン)」(仮称)と「下北沢ケージ」

東京・下北沢の高架下スペースに、飲食店「long vá quán(ロンヴァクァン)」(仮称)とイベントパーク「下北沢ケージ」が、8月から3年間限定でオープンする。

これはユニークな切り口で物件を紹介する不動産サイト「東京R不動産」や不動産再生事業などを行う株式会社スピークと、編集を軸にさまざまなクリエイティブ制作やメディアの運営/プロデュースを手がける株式会社東京ピストルがタッグを組んで企画・運営する施設だ。

高架下にアジア屋台風の食堂と公園が誕生

スピークと東京ピストルが企画・運営する「ロンヴァクァン」と「下北沢ケージ」は、下北沢駅から徒歩3分の立地にある井の頭線高架下にオープン。

これは京王電鉄株式会社が進めている井の頭線高架橋化工事の一部完了に伴い利用可能となった高架下の空間を3年間の期間限定で有効活用する事業「下北沢高架下プロジェクト」(仮称)の一環となる。 飲食店舗「ロンヴァクァン」はアジアの屋台酒場からインスピレーションを得たというカジュアルな食堂・酒場。

屋外に設置される「下北沢ケージ」は、飲食店の客席を兼ねた面積約200平米のスペース。

周囲は金網フェンスに囲まれた構造になっており、日中は公園として開放されるほか、夕方から夜にかけてはナイトマーケット(夜市)の開催も予定している。

食やセカンドハンド(中古品)のマーケット、企業PR、アートイベント、映像・映画、パフォーマンス、スポーツなどのイベント利用に貸し出され、地域の行政・商店会・団体などと連携し、地元密着型の施設を目指す。

小劇場を中心とした演劇・舞台芸術や音楽関連、グルメやファッションなど、独自の文化を積み重ねてきた下北沢の街に新たな表現拠点をつくり、同時にこれからの街のオープンスペースのあり方を問いかけるプロジェクトとなっている。

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施設情報

飲食店舗「ロンヴァクァン」/イベントパーク「下北沢ケージ」 

場所
東京都世田谷区北沢2丁目 井の頭線高架下(下北沢駅徒歩3分)
オープン
2016年8月からを予定
企画・運営
株式会社スピーク/株式会社東京ピストル
飲食運営
株式会社WAT
基本設計
株式会社スピーク
実施設計
株式会社交建設計
施工
京王建設株式会社

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