「ベルセルク 黄金時代篇 II」 アヌシー映画祭長篇コンペ作品に、日本から唯一

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「ベルセルク 黄金時代篇 II」 アヌシー映画祭長篇コンペ作品に、日本から唯一
「ベルセルク 黄金時代篇 II」 アヌシー映画祭長篇コンペ作品に、日本から唯一

(c)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

窪岡俊之監督による長編アニメ『ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略』が、世界のアニメーションシーンで大きな注目を浴びることになる。
世界最大のアニメーション映画祭であるアヌシー国際アニメーションフェスティバルは、4月24日に、2013年の長編部門の公式出品作を発表した。このうち映画祭の選ぶグランプリなどの対象となるコンペティション9作品のひとつに、日本から『ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略』が選ばれた。
本シリーズは、昨年は第一章にあたる『黄金時代篇 I 覇王の卵』がアウト・オブ・コンペとなっている。2作連続で、かつウト・オブ・コンペからコンペティションに飛躍した。

アヌシー国際アニメーションフェスティバルは、1960年にカンヌ国際映画祭のアニメーション部門から独立するかたちで設立された。その規模の大きさと歴史の長さから、世界で最も注目されるアニメーション映画祭である。
長編アニメーション部門は、映画界における長編アニメーション映画の存在感の拡大と共に、2000年代より重要性が増している。日本からの公式出品も少なくない。
2007年には細田守監督の『時をかける少女』が特別賞を受賞し、作品と監督の世界的な評価拡大に大きな役割を果たした。2011年には、原恵一監督の『カラフル』が、特別賞、観客賞のダブル受賞となっている。『ベルセルク 黄金時代篇』にも大きな期待がかかりそうだ。

『ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略』は、三浦建太郎さんが「ヤングアニマル」(白泉社)で20年以上に渡り連載する人気マンガを原作とする。原作は海外を含めて累計発行部数が3300万部を超える。日本だけでなく、海外でも人気が高い。今回はシリーズでも人気の黄金時代篇を3部作として映画にした。
公式作品に選ばれた『黄金時代篇II ドルドレイ攻略』は、このうち2部目にあたる。激しい戦闘や政治の駆け引き、さらに主人公ガッツとグリフィスの決別を描く。妥協を許さない映像表現がみどころだ。


映画『ベルセルク』
公式サイト http://www.berserkfilm.com

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