「瀬戸内国際芸術祭 2016」春季開幕 瀬戸内海の14つの島々が舞台

「瀬戸内国際芸術祭 2016」春季開幕 瀬戸内海の14つの島々が舞台
「瀬戸内国際芸術祭 2016」春季開幕 瀬戸内海の14つの島々が舞台

カオス*ラウンジ「鬼の家」

瀬戸内海の島々を舞台にした芸術祭・「瀬戸内国際芸術祭 2016」春季が、3月20日(日)〜4月17日(日)にかけて開催される。

また、7月18日(月・海の日)〜9月4日(日)、10月8日(土)〜11月6日(日)にかけてもそれぞれ夏季・秋季開幕される。

「瀬戸内国際芸術祭」は3年に1度のスパンで開催されている現代アートの祭典。日本を含むアジアの作家を中心とした作品が瀬戸内海に多く点在する島々の中で展示される。

グローバル化、均質化の中で薄れゆく固有性

ジャウメ・プレンサ「男木島の魂」 撮影:中村脩 Jaume Plensa"Ogijima's Soul" Photo: Osamu Nakamura

今回の芸術祭は、世界のグローバル化・効率化・均質化の流れの中で、島々の人口は減少し、高齢化が進みつつある。失われつつある固有性と活力を取り戻しことを目指して開催される。

アート集団・カオス*ラウンジや現代美術家の大竹伸朗さん、建築家の妹島和世さん、漫画家のしりあがり寿さんなど、数多くのアーティストの作品が瀬戸内海の島々に散りばめられ、観覧者はそれらを巡ることになる。

その他、多くのアーティストや劇団・楽団によるイベントも催されるトリエンナーレとなっている。

禿鷹墳上「20世紀の回想」 撮影:中村脩 Funjo Hagetaka "20th Century Recall" Photo:Osamu Nakamura

安部良「島キッチン」 撮影:中村脩
Ryo Abe "Shima Kitchen" Photo:Osamu Nakamura


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イベント情報

瀬戸内国際芸術祭 2016

春季開幕
3月20日(日)〜4月17日(日)
夏季開幕
7月18日(月・海の日)〜9月4日(日)
春季開幕
10月8日(土)〜11月6日(日)

開催地:直島 / 豊島 / 女木島 / 男木島 / 小豆島 / 大島 / 犬島 / 沙弥島[春のみ] / 本島[秋のみ] / 高見島[秋のみ] / 粟島[秋のみ] / 伊吹島[秋のみ] / 高松港・宇野港周辺

主催|瀬戸内国際芸術祭実行委員会
会長|浜田恵造[香川県知事]
名誉会長|真鍋武紀[前香川県知事]
副会長|竹﨑克彦[香川県商工会議所連合会会長]大西秀人[高松市長]
総合プロデューサー|福武總一郎[公益財団法人福武財団理事長]
総合ディレクター|北川フラム[アートディレクター]

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