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MCバトル猛者 ハハノシキュウの「読むだけで口喧嘩が強くなるコラム」

女子高生と俺は光合成するようなスキルでまずはマイクを持つ
漢a.k.a.GAMI /vs SALVADOR戦ROUND2@フリースタイルダンジョン

これは、ラッパー・ハハノシキュウによるMCバトルコラム連載の第0回である。

先攻1本目・KAI-YOU編集部

みなさまはじめまして、KAI-YOU編集部です。突然ですがみなさまは、MCバトルというものをご存知でしょうか?

これは、先攻/後攻に分かれたラッパー同士が即興でラップを行う手法・フリースタイルで、互いのプライドをかけて熾烈な戦いを繰り広げるというものです。

1試合ごとに生まれる数々のドラマや、流れる様に繰り返されるフロウ、一瞬にほとばしるMCたちの圧倒的な熱量といったさまざまな魅力が重なりあい、若者を中心に注目を集めています。

「3 ON 3 FREESTYLE MC BATTLE」「B-BOY PARK」「UMB」といった日本3大MCバトルをはじめとする数々の大会も実施。ZeebraさんがオーガナイザーをつとめるTV番組「フリースタイルダンジョン」も回を増すごとに話題を呼んでいます。

#1/フリースタイルダンジョン

しかし、そんな熱狂的な盛り上がりをみせている一方で、互いを罵り合う(disる)というMCバトルの特性から、ヒップホップに詳しくない方たちからすると「ちょっと怖いイベント」というイメージも強いようです。

そこで、あらゆるポップカルチャーの発信をモットーとするKAI-YOU.netでは、MCバトルの魅力をお伝えするため「オタク系ラッパー」と評されながらも唯一無二の存在感を見せつけ、長年にわたりMCバトルというカルチャーに身を投じているハハノシキュウさんに連載記事の執筆を依頼しました!

MCバトルをテーマに、ハハノシキュウさん本人がラップにこだわる理由や、ステージに立つラッパーの視点からしか捉えられないシーンの状況をさまざまな角度から綴っていきます。

今回は、連載を目前に控えた第0回として、MCバトルとは一体なんなのか? というところから、ハハノシキュウさんに改めて語っていただきましょう!

後攻1本目・ハハノシキュウ

IMG_3444「3 ON 3 FREESTYLE MC BATTLE」「B-BOY PARK」「UMB」といった日本3大MCバトル、という一文が妙に引っかかった。なぜなら2016年現在のバトルシーンにおいて編集部のいう「日本3大MCバトル」は存在しないからだ。

正確には存在し過ぎている。日本のMCバトルは、代表的なものを3つに絞ることができないくらい数多く存在し過ぎている。

という具合に、僕は非常に性格が悪い(みなさまがこうして読んでくれている文章ですが、初校はあまりにも性格が悪すぎてお蔵入りになりました)。

編集さんがなけなしの知識で一生懸命蹴ってくれた先攻の1バースに早速ケチをつける。そして、ケチをつけることによってMCバトルというものを体感してもらえたら幸いだ。

>「3 ON 3 FREESTYLE MC BATTLE」
2016年現在、この名称のイベントは行われていない。
>「B-BOY PARK」
近年は代々木公園を解放した大々的なMCバトルを開催していない。
>「UMB」
行われているが、LIBRA主催のものと9SARI GROUP主催のものと2つの「UMB」が別々で開催されている。

時代は変わる。

数が多いのでDVDが流通で販売されているものに限定するが、2016年現時点で活発なMCバトルイベントを箇条書きで紹介していく。

Unknown-1

いずれも極めて高い人気をほこるイベントだ

「高校生RAP選手権」「戦極MCBATTLE」「THE 罵倒」「ENTER」「ADRENALINE MC BATTLE」「AsONE -RAP TAG MATCH-」。さらに、9SARI GROUP主催「UMB」がその名を変えて「KING OF KINGS」として再始動する。

これだけMCバトルの大会を羅列したが、僕の文章を読んでいただくにあたり、上記の知識は特に必要ないと宣言しておく。編集さんのバースに早速ケチをつけたように、なにもステージの上だけがMCバトルの真実ではないからだ。

というわけで、前振りが長くなってしまったが、僕の話を始めさせてもらう。2015年10月上旬、僕はラッパーとして一件の仕事の依頼を受けた。

それは、Evolution Revolutionというアイドルにラップを教えるといったものだ。ちなみに、僕はそのアイドルの楽曲の歌詞を書かせてもらった。そのため、デビューライブを前に直々にレッスンをする運びとなったわけだ。

Evolution Revolution

Evolution Revolutionの2人。ここでの会話はのらさん(右)と脱退した元メンバーとのもの

そのアイドルグループの中でラップを担当する子は2人。どちらも女子高生だった。「どうも初めまして、ハハノシキュウという名前でラッパーをやってます。この曲の歌詞を書いた者です」と、僕はぼそぼそと自己紹介を済ませる。

女子高生相手に「母の子宮です!」だなんて正気の沙汰とは思えないのだが、そこは自分が浅草キッドにでもなったような気分で乗り越えることにした(水道橋博士じゃない方ね)。

いきなり質問なんだけど『ラッパー』って言われて、頭に浮かぶ人はいる?」と僕は2人に聞いてみた。1人は「名前だけなら、RIP SLYME(リップスライム)」と答え、もう1人は「全然思い浮かびません」と言った。

僕は、このコラムでMCバトルとは何たるかを、説明的ではなくあくまで感覚的に伝えていきたいと思っている。KAI-YOU.netは『ポップポータルサイト』と銘打たれたメディアサイトだ。普遍的(ポップ)入門的(ポータル)である必要があるのだ。

だから、僕はこの文字を目で追っているあなたを女子高生だと思ってこれから話をしていく。

今日からあなたはラップを知らない女子高生だ。
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「ハハノシキュウのコラムで口喧嘩は強くなるのか?」 MCバトルコラムVol.7
連載
MCバトル猛者 ハハノシキュウの「読むだけで口喧嘩が強くなるコラム」
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この記事へのコメント(1)

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CKS

CKS

2016.01.15

いきなり喧嘩はじまってビビっためっちゃウケる

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