JKユニット「生ハムと焼うどん」がヤバい 超満員の初ワンマンLIVEレポ

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【〜あなたは本当に幸せですか?〜】生ハムと焼うどんワンマンライブ一品目での寸劇

10月25日(金)、新宿MARZにて現役JKユニット・生ハムと焼うどんの初ワンマンライブ「〜あなたは本当に幸せですか?〜」が敢行された。

生ハムと焼うどんは、生ハム担当の西井万理那さんと焼うどん担当・東理紗さんの女子高生2人からなる注目のアイドルユニットだ。

3月にライブデビューを果たしたばかりの新人ながら、ノリの良いアッパーな楽曲や、キレのあるダンス、シュールなコント調の寸劇がアイドルファンの心を瞬く間にわし掴み、ワンマンライブの開催が発表されるやいなや、あっという間にチケット300枚をソールドアウト。

さらに、作詞/作曲から寸劇の脚本はもちろん、衣装づくりや、ライブのブッキングなど運営に関わる部分まで、彼女たち自身による完全セルフプロデュースのもと行われているという。

飽和したアイドルシーンの台風の目になりつつある、そんな今注目すべき2人の魅力が存分に発揮されたワンマンライブの模様をたっぷりの写真とともにお伝えしていく!

撮影:市村岬

JKユニットの初ワンマン!

この日の新宿MARZは、ワンマンライブを心待ちにしていた「食いしん坊」と呼ばれる生ハムと焼うどんのファン300人で二階席まで埋め尽くすほどの超満員。

あまりにも多くの人が集まったためか、30分押しでのスタートとなったが、その間もファンたちが互いにサイリウムを配り合うなど、和気あいあいとした空気のなか開演を心待ちにしていた。

ワンマンのために制作されたという2人の紹介映像がスクリーンに映し出される大掛かりな演出に、会場のボルテージが一気に駆け上ると、生ハムと焼うどんが満を持して登場! 楽曲「ナルシスト症候群」で勢い良くライブをスタートさせると、呼応するように客席からもコールが飛び交う。

今回のライブでは、1曲歌い終わるたびに寸劇を披露。ライブ毎に内容が全く変わるこの独自の演出が生うどんの人気に火をつけた理由のひとつにもなっている。

寸劇を演じる生ハムと焼うどん

生ハムと焼うどんの2人が演じる架空のアイドル・ラブリーズが、チェキ会で「金づるのおじさん」とからかいながらファンと接する場面や、2人がじゃれあっているうちに西井さんが死んでしまう様子など、虚構と現実を行き来するような演技を見せるが、どこまでも陽気に話し続ける2人。会場は大きな笑いで包まれていた。

西井万理那さん

東理紗さん

続く楽曲「ツイテール」では、ステージにファンを引っ張りあげる恒例の客いじりも健在。さらに編曲として、バンド・箱庭の室内楽のギターボーカルであるハシダカズマさんが参加している「新宿は信用できない!」は、10月初旬に披露された新曲にも関わらず、すでにアンセムかのような盛りあがりを見せる。 どこかノスタルジックな雰囲気を出すミドルテンポのナンバー「脱法ドラッグはやってません」に続けて、この日初披露となった新曲「OTONA」を披露。作詞/作曲やダンスの振り付けまで自分たちで行い、さらには新たな表現を次々と身につけて成長する彼女たちの姿に、会場の視線は釘付けになっていた。

きゅうりの絶滅危機をテーマにしたニュースのパロディ映像が流れると、アップテンポな楽曲「Cucumber」を熱唱。

開演前から「食いしん坊」たちが用意していた緑のサイリウムがここで一気に点灯。眩しすぎるほどに照らされた会場全体がアップテンポな楽曲でさらに盛り上がっていく。そして、彼女たち自身を象徴する生ハムと焼うどんの代表曲「JK〜ジェームズってかっこいい〜」でステージを締めくくった。

驚愕のサプライズ発表も!

アンコール代わりにファンからの熱い「おかわりコール」がライブハウス全体から巻き起こると、突如、スクリーンに再び映像が投影!

3月に2ndワンマンライブを行い、キャパシティ1000人の場所で行なうことが発表され、会場は大きなどよめきに包まれた。彼女たちが女子高生として過ごす最後の5ヶ月間に一体どこまで進化していくのか、さらなる期待に胸を高ぶらせる「食いしん坊」たち……!

アンコールでは、ライブTシャツに着替えた2人が登場。ライブの定番曲「たまごかけごはん」を披露し、黄色の風船が大量に投下されるなか、フロアではサークルモッシュも発生! 熱狂の渦が会場をひとつにしていた。

ファンから花束をもらい感涙する生ハムと焼うどん

ワンマンライブとだけあって、彼女たちにとっては珍しいふつうのMCでファンへの感謝を述べるも、東さんが「言いたいことある?」と西井さんへ問いかけると「特にない〜」と気の抜けた返事をする一幕も。

まだまだ熱の治らないファンたちから再度の「おかわりコール」に応えて「たまごかけごはん」を再び披露。さきほどよりもさらに会場と一体となったパフォーマンスを見せつけ、名残惜しみながらも2人はステージを後にした。

あっという間に駆け抜けた約1時間ほどのライブ。会場の熱量の高さはもちろん、ワンマンでも堂々と飾らない彼女たちの振る舞いからも、これからのさらなる飛躍を期待せざるを得ないステージとなった。

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