早稲田の〝留年〟の実態に迫るドキュメンタリー動画が話題

早稲田の〝留年〟の実態に迫るドキュメンタリー動画が話題
早稲田の〝留年〟の実態に迫るドキュメンタリー動画が話題

画像は、公開された動画より

11月12日(火)にYouTubeで公開された、かの大隈重信氏が創立した日本の名門大学の1つ、早稲田大学の〝留年〟の実態に迫る「ドキュメント留年」が話題になっている。
ドキュメント留年

校舎内の大熊銅像前で行われた演説を機に話題に

「ドキュメント留年」は、公開当時はさほど話題になっていなかったが、11月21日(木)に早稲田大学の校舎内で行われた、「ドキュメント留年」を手がけた早稲田大学映像製作集団「Labo」の幹事長によるフリー演説で一気に話題になった。

そこでは、6年生が確定した幹事長による、自身の成績表の配布や、「留年」の恐ろしさを訴える迫真の演説が行われた。その斬新な演説は大学を飛び出し、ネットを中心に大きな話題を呼び、その日だけで1万回以上の再生を記録。既に3万回を突破したが、まだまだ伸び続けそうだ。

登場するのは2人の留年生

「ドキュメント留年」に登場するのは、早稲田大学の2人の留年生。1人は8年生のOさん、もう1人は5年生のおおすみさんだ。

8年生のOさんは授業にほとんど出席せず、2ちゃんねるなどのインターネットやパチンコに明け暮れ、昼夜逆転した生活を送っている。動画からは、その怠惰な生活から留年したことがわかる。

一方のおおすみさんは、所属している演劇サークルの稽古があるため、毎朝遅くとも6時には起床。稽古は1日中行われ、夜はアルバイトに追われている。怠惰な生活のせいで留年したOさんとは違い、授業よりも自分の好きなことに熱中しすぎたことが留年の原因のようだ。

自分に正直に生きる

どちらも共通しているのは、「授業に出席できない or していない」、そして、「自分に正直に生きている」ということだろう。

「ドキュメント留年」の内容が、フィクションかノンフィクションなのかはわからないが、2人の真反対の留年生の生活を垣間見ることで、早稲田大学の留年の実態を感じ取れるきっかけにはなるだろう。そして、自分の〝留年〟を回避する手助けとしても参考になることは間違いない。

早稲田大学の学生は、今回の〝留年〟動画や演説以外でも、就職活動を断念した方やNNT(「無い内定」の略)で困っている方を集めた「無い内定者懇談会」や、「コンドームつかみ取り大会」を開催したりと、一際ユニークな催しを行い話題になることが多い。

頭脳明晰なだけではなく、行動力にも長けている学生が集う早稲田大学。留年してもタダでは転ばないという今回の例は、それを象徴しているかのようだ。

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