連載 | #15 渋谷万歳

まさかのメンナク越えか? お兄系浴衣のキャッチコピーがイケメンすぎる

まさかのメンナク越えか?  お兄系浴衣のキャッチコピーがイケメンすぎる
まさかのメンナク越えか?  お兄系浴衣のキャッチコピーがイケメンすぎる

※画像はすべてVICE FAIRYウェブサイトより

SHIBUYA109MENSに店舗を構えるお兄系ブランド・VICE FAIRYの新作浴衣のキャッチコピーが「イケメンすぎる!」と話題になっている。

総勢20種類もの浴衣と甚平のひとつひとつに「OKだ。今からちょっくらドバイ株を買ってくる。」といった具合の秀逸なキャッチコピーがつけられており、ネット上では「腹筋がwwww」「初夏の風物詩キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」「すげえメンナク(お兄系ファッション誌『MEN'S KNUCKLE』)感」といった反応がみられている。

今回は、渋谷の街を一歩リードする、素晴らしきキャッチコピーと新作浴衣を厳選してご紹介!

才能が満ち溢れすぎ! 渋谷の大地で、もっと輝け!

 
操気弾とは、漫画『ドラゴンボール』登場する、咬ませ犬キャラのヤムチャの使う技・繰気弾を元にしていると思われる。

手に気を集中させ、球状の気弾を指で操って、相手を攻撃するという技だが、渋谷のど真ん中でこれを繰り出すとは、とんだ大悪党だ! 渋谷を大地と表現しているところに、野生を感じる。 彼は安倍晴明氏の生まれ変わりかもしれない。 自分で編集したらいいと思った。 本当に危険ドラッグは、ダメ、ゼッタイ! ではあるが、この若者、ある意味危険な匂いがしないでもない。 “夜顔男子”……浴衣がサテン地のナイトガウンに見えてきた……。 堕天使がここにいたジャストナウ…… 秀逸すぎるキャッチコピーだ。 アガルタとは、スリランカの地底にあると言われた高度な文明のある伝説上の理想郷の名称だそうだ。

彼には見えているのだろう……! ネズミ捕りかなにかだろうか? この発想はなかった! 今度やってみたいと思う。 一瞬、理解ができなかったが、時間が経ってもそれは変わらなかったキャッチコピー。

むしろ読者の方々の見解が知りたい! この5秒後に彼がどのように激おこするのだろうか? 全米ギャルを濡らすほどの“怒り顔”とは? そもそも何に対して怒っているのだろうか?

非常に想像をかきたてられる作品だ! 筆者が個人的に一番好きかもしれないキャッチコピー。文句なしの1億点 思わず「パードゥン?」と聞き返したくなる……。 なるほど! このポージングだけで、ここまでバックボーン(背後霊)を持たせられるとは! コピーライターは、すごい才能の持ち主かもしれない。 ポエティックに書かれてはいるが、要は「この浴衣着て、花火大会いくべ?」ということな気がしてならない。 肉食系女子もここまで進化したか……。もしもあなたの目の前にイケメンがいたとしても、リアルにマウンティングするのはやめよう!

なお、これらの浴衣や甚平は、VICE FAIRYの通販サイトでも購入することができる。

この夏、虎視眈々と獲物を狙う野獣のごとく、渋谷の大地を闊歩したい方には是非オススメだ!

SHARE

この記事をシェアする

Post
Share
Bookmark
LINE

連載

渋谷万歳

日本が世界に誇るべき最高のポップシティ、渋谷。 あらゆるカルチャーと人種が集まるこの街で、毎日のように繰り広げられるパーティー、愛のはじまり、夢の終わり、高揚感と喧噪、その捉えがたきポップの断片をかき集める人気連続企画。 2010年代は渋谷から発信されていく、と思う。

関連キーフレーズ

1件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。

匿名ハッコウくん

匿名ハッコウくん(ID:2258)

なんか考えすぎて滑ってる。キレがない。越えてない。

コメントを削除します。
よろしいですか?

コメントを受け付けました

コメントは現在承認待ちです。

コメントは、編集部の承認を経て掲載されます。

※掲載可否の基準につきましては利用規約の確認をお願いします。

POP UP !

もっと見る

もっと見る

よく読まれている記事

KAI-YOU Premium

もっと見る

もっと見る

エンタメの週間ランキング

最新のPOPをお届け!

もっと見る

もっと見る

このページは、株式会社カイユウに所属するKAI-YOU編集部が、独自に定めたコンテンツポリシーに基づき制作・配信しています。 KAI-YOU.netでは、文芸、アニメや漫画、YouTuberやVTuber、音楽や映像、イラストやアート、ゲーム、ヒップホップ、テクノロジーなどに関する最新ニュースを毎日更新しています。様々なジャンルを横断するポップカルチャーに関するインタビューやコラム、レポートといったコンテンツをお届けします。

ページトップへ