渾身のラップ
9月3日(火)、自身のTwitterアカウントで、インディーズでソロデビューを果たすことを明かしたTOCさん。それと同時に公開された「BirthDay」のMVは、重みのあるビートや激しいサウンドに乗せて、次から次へとラップを繰り出す、よりヒップホップ感が打ち出された1曲だった。そして今回公開された「Atonement」では、それとは真逆のサウンド、どこか切なさを感じさせるようなメロウなトラックに、ヒップホップシーンへの想いが吐露されている。この「Atonement」は、後日フルサイズでの公開も予定されているようだ。TOC / Atonement Short Version
純度100%のHipHop
TOCさんはHilcrhymeとして活躍する中で、2012年配信の「HOOD FINEST」、2013年配信の「Daydream」にソロで参加し多くのラッパーと共演。その中で一際大きな異彩を放ち、これらの楽曲中で披露したバースで、ヒップホップに対する熱い想いや、高いラップスキルを見事に見せつけ、多くのヒップホップファンやシーン全体にその存在を轟かせた。昨年2012年には、自身のブログで〝純度100%のHipHopをやんないと死んじゃう病〟であると告白。それから前述した楽曲への参加などを経て、満を持して果たすソロデビューには、誰もが期待せずにはいられなかっただろう。また、Twitterでは次作で、大物アーティストと共演することや、東京でライブをすることを示唆するようなツイートがされており、今後ラッパー・TOCとして、どういった展開がされていくのか非常に楽しみだ。
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