放送前から大きな期待
『Woman』は、2013年7月より日本テレビ系列で放送されている連続テレビドラマ。満島ひかりさん演じるシングルマザー・青柳小春が、貧困や病、母との確執などの厳しい状況下にも負けず、愛すべき我が子のため命をかける生き様を描く物語。放送前から、演技派女優の満島ひかりさんが民放連続ドラマ初主演となる作品ということや、脚本には、不屈の恋愛ドラマと評されることも多い『東京ラブストーリー』、俳優・瑛太さんが主演を務めた『最高の離婚』などの名作を手がけてきた脚本家・坂元裕二さんが起用されているということから、大きな期待が寄せられていた。また、共演者にも俳優・小栗旬さんや、日本人初、ヴェネツィア国際映画祭にて最優秀新人賞を受賞した若手女優・二階堂ふみさんなど、演技力に非常に定評のある役者陣が名を連ねていた。リアルな描写が徐々に話題に
実際に放送が始まると、リアルなシングルマザーの苦悩や過酷な生き様など、そのあまりに重すぎる内容に〝見ていて辛い〟といった否定的な声が多かった。しかしその一方で、実母との確執や育児と仕事の狭間に挟まれるリアルな女性の姿などの、繊細に描かれた登場人物の心理描写が、逆に現実味がある、自分と重ね合わせてしまうといった声もあり、放送を重ねる度に徐々に視聴率を伸ばし、各所で反響を呼んでいた。その重い内容から見ることを躊躇していた方や、見逃してしまった方にとっても、ニコニコ生放送を通して、大勢の視聴者と見ることで、1人とはまた違った見方ができるだろう。最終回となる第11話は、9月11日(水)22:00から15分拡大で放送される。
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